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面接訓練の功罪

就職活動をはじめて最初にすることの一つに、面接訓練をあげる方が多くいます。
都市化が進み、異年齢層とのコミュニケーションの場が少なくなっているといわれて久しいので、
初めて会う年上の他人と話す心構えをするため、面接訓練をするのは意味があると思います。
しかし、目的を明確にしないまま面接訓練を受けている学生が少なからずおり、
疑問を感じる場面も少なくありません。

面接官になったつもりで想像してみて下さい、
「サークルで副代表をしていました」「バイトでリーダーをしていました」等々、
次々と面接室に入ってくる学生が、ほぼ同じオススメのアピールをしている風景を。
あれ、デジャブかな?と錯覚しそうです。
面接の目的は、採用するメリットがあるか否かを判断するための材料集めです。
例えば、なぜ当社を選んだのか?という質問。
これは、応募者の好きさ加減や、将来の希望や期待を聞いているわけではありません。
どのような場面で能力を発揮するのか。
当社に入社したら、どのような役割を担うか。このあたりを見ています。
ならばどうするか。
就職活動が社会人になるための門であり、その前後の道がつながっていることをしっかり認識し、
これまで歩んできた道を振り返り、それを伝えられるように自己分析することを私はオススメしています。

ところで、やってもいない仕事を好きだと言うのは無理があると思いませんか。
好きの尺度だけで入って、もしも嫌いになったら続けられませんよね。
なので、自己分析では好き嫌いといった主観は2割程度(最後の決断までとっておく)に収めることがコツです。
どんな時に周りが喜んでくれたか。どんな時に自らの喜びを感じたか。どんな障害を乗り越えてきたか。
成果を残したものがあれば何をしたか。
親や友達など客観的な視点をもらいながら、自分の知らない行動、思考特性を発見すると良いと思います。

準備は入念に、訓練はそこそこに。