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クオリサイトテクノロジーズは、経済産業省と日本健康会議が主催する「健康経営優良法人(大規模法人部門)に6年連続認定されました。さらに「健康経営優良法人」の中でも上位500社である「ホワイト500」の認定を2024年に続き3年連続取得いたしました。
※「健康経営優良法人」認定制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。
クオリサイトテクノロジーズは、キヤノンMJグループとともに行動指針に掲げた「健康第一主義」に基づき従業員の健康の保持増進に取り組むことが、従業員とその家族の幸せ、ひいては持続的な企業価値向上をもたらすととらえ、健康経営に積極的に取り組むことを宣言します。
クオリサイトテクノロジーズ株式会社 代表取締役社長 小森 彦太郎
キヤノンMJグループの健康経営
従業員一人ひとりが健康で活き活きと働くことは、従業員と家族の幸せや個々のパフォーマンスを最大限に発揮することにつながります。
私たちは健康第一主義を継続することにより、企業の成長、持続性を実現できると考えています。
弊社を含めたキヤノンMJグループにおいて健康管理が高いレベルで標準化されるよう、グループにおける健康支援政策、運用が統一化されています。
「健康管理3か年計画」に基づき、従業員一人ひとりが自分の健康に目を向け行動していけるよう、個別および集団アプローチによる生活習慣改善の啓発活動を行っています。
2019年から、個人や職場で健康行動目標を決めて取り組む「ヘルシーアクション」を展開してきました。2020年からは、カードを配布し取り組みの見える化・推進強化とコミュニケーション活性化を図っています。2022年からは役員のヘルシーアクションを社内公開するとともに、2023年からはキヤノンMJグループ共通の健康行動目標「ヘルシーアクション7」を周知し、会社全体で生活習慣改善に取り組む風土が定着してきています。
2019年からは健康保険組合と共同で健康増進アプリを導入し、アプリ登録率は年々増加しています。利用やイベント参加に応じたインセンティブを設け、ヘルスリテラシー向上と生活習慣改善の後押しをしています。
様々な活動の結果、生活習慣改善に取り組む従業員が増加するなど、着実に成果を上げてきています。
年2回、健康増進アプリを使ったウォーキングイベントを実施しています。参加者や目標歩数達成者にはインセンティブ付与、地区別対抗戦を実施するなどし、参加者は年々増加し恒例のイベントとなっています。
また、2024年から座りすぎ防止の取り組みとして、会議中に立ちあがって体を動かす”Standブレイク”という取り組みも開始しています。
野菜摂取量が多い人はそうでない人より「仕事中活力がみなぎると感じる」という分析結果から、パフォーマンス向上のため野菜を350g食べる取り組みを行っています。
2024年から手のひらでカロテノイド量(推定野菜摂取量)を測定するイベントを実施しています。
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野菜摂取量 × パフォーマンスの関連 |
カロテノイド量測定の様子 |
従業員の睡眠での休養状況改善を目的に、2025年は睡眠の質向上のためのeラーニングを実施しています。また、パワーナップ(短時間の仮眠)推進動画を展開し、個人に合った休息方法の周知を図っています。
休肝日設定と適正飲酒について啓発する動画を作成し、社内ポータルサイトでの周知やeラーニングを展開しています。
受動喫煙防止のため、事業所内禁煙、就業時間内の全面禁煙を実施しています。また2019年よりスマホを活用したオンライン診療による禁煙プログラムを実施し、禁煙を推進しています。
2020年から性差に応じた健康課題に対する支援に取り組んでいます。女性の健康相談窓口を設置し、産婦人科で臨床経験のある産業医に相談できる体制を整えています。
また、ヘルシーリテラシー向上のために毎年eラーニングやセミナーを実施しています。2025年は20~30代の女性を対象に、「月経・がん検診」をテーマにeラーニングを実施しました。
健康について考える機会の提供と健康情報により、生活習慣を改善・定着させることを目的に従業員教育を行っています。
新任ライン管理職にはメンタルヘルスマネジメントも含めた安全衛生・健康教育を行っています。
キヤノンMJグループでは、4つのケアと3つの予防策を軸にさまざまな教育、相談などのプログラムを行っています。例えば、新入社員向けのセルフケア研修、各年代別・階層別のeラーニング、階層別研修、キヤノン健保によるEAP(従業員支援プログラム)導入などに継続的に取り組んでいます。
教育・相談プログラム
クオリサイトテクノロジーズでは、怪我や病気があっても安心して仕事を継続できるよう、必要とする従業員への就業上の配慮と個別のサポートを徹底して行っています。
精密検査や受診が必要な従業員には、保健師によるフォローや産業医面談などのサポートを行い、2019年以降、精密検査対象者の受診報告率100%の目標を達成し続けています。(コロナ禍の2020年を除く)
定期健康診断結果などを元にグループ基準に基づいて、生活習慣病の重症化予防および脳・心臓疾患の未然防止のために必要な配慮を徹底しています。
また、若年者のメタボリックシンドローム改善対策として40歳未満の対象者への保健指導を行っています。
人事、職場管理者、健康支援室の役割を整理し、対応マニュアルを標準化していくとともに、人事担当者や産業保健スタッフの教育をグループ全体で継続的に行っています。
従業員の健康保持・推進のため、労働時間適正化に向けた働き方改革の取り組みとして、ノー残業デー(水曜・金曜)を設け、定時退社を促進しています。また過重労働対策として、人事部門と健康支援部門が連携し、キヤノンMJグループ内基準に該当する従業員全員に医師による面接指導を実施し、不調の未然防止・早期対応に努めています。
従業員が柔軟な働き方を選択できる環境づくりの一環として、2021年3月より時間単位の年次有給休暇制度を導入し、更なる有給休暇取得率向上の推進・取り組みを実施しています。
キヤノンMJグループでは、がんの早期発見のために、キヤノン健保による年代ごとのがん検診補助制度を設けるとともに、受診の習慣化に向けて全社的に啓発活動を展開しています。特にがんの罹患率が高くなる40歳以上の従業員に対しては、組織的な受診促進活動を行っています。
キヤノンMJグループ統一の安全衛生管理規程や各種安全衛生基準を定め、グループ全体で具体的な活動を展開していくために、年度ごとに安全衛生活動方針を労使で策定し、各社・各地域単位で積極的に安全衛生活動を展開しています。
キヤノンMJグループでは、安全衛生の最上位機関として、安全衛生担当役員(取締役)が委員長を務める「キヤノンMJ品川・京浜地区安全衛生委員会」を設置しています。委員会では、「キヤノンMJグループ安全衛生活動方針」を策定し、労働災害の撲滅や、健康の維持・増進、交通安全、防火・防災、快適な職場づくりなどを推進しています。
クオリサイトテクノロジーズにおいても、法令に則り「安全衛生委員会」を設置し、「キヤノンMJグループ安全衛生活動方針」に基づき諸活動に取り組むとともに、その下部組織である「職場安全衛生委員会」では、日常の職場における安全衛生活動を推進しています。
また、各委員会においては従業員代表が参画するほか、従業員向けの施策を協働して実施するなど、労使一体となった安全衛生活動に取り組んでいます。
毎日が安心・安全・快適な職場環境で仕事ができることを目的として、安全衛生の基本である5S(整理・整頓・清潔・清掃・しつけ)活動に取り組んでいます。 良好な5S状態を維持するために課題箇所の迅速な改善活動を実施し、加えて4月・8月・12月の年3回を「5S強化月間」として定め、地域・職場ごとに課題と目標を掲げて取り組んでいます。
緊急時において救命対応ができる従業員の育成を目的として、AEDを使用した「救命救急講習会」を定期的に開催しています。また従業員だけでなく、取引先のお客様にも「救命救急講習会」の受講を呼びかけ、一次救命活動の普及に取り組んでいます。
今後も「AED」と「心肺蘇生」の普及活動を行うことにより、一人でも多くの方々の「人命救助」に関わりたいと考え、この活動を通じ、広く地域・社会に貢献していきます。
救命救急体制の整備
・各拠点での救命講習会開催と受講の促進
・AEDの設置および管理
・AEDマップへの登録