太陽光発電ならびにRE100準拠のトラッキング付き非化石証書活用により環境影響軽減
キヤノンマーケティングジャパングループのクオリサイトテクノロジーズ株式会社（沖縄県名護市：代表取締役社長 小森彦太郎、以下クオリサイトテクノロジーズ）は、2023年4月を目標に100%再生エネルギー化を目指します。2050年までに温室効果ガスゼロを目指す国のカーボンニュートラル宣言を先行する取り組みで、沖縄県内の建屋型データセンタ―※1では初となります。
この目標達成に向けて、クオリサイトテクノロジーズでは、太陽光発電設備※2による自然エネルギー使用によりCO2量を減らし、RE100準拠のトラッキング付非化石証書※3を併せて活用することで、データセンターだけでなくオフィスフロアを含めたクオリサイトテクノロジーズ本社全体の利用電力を100%再生エネルギー化いたします。
■背景
昨今のECサイトやオンライン決済などITサービスの伸展のため、IT機器の電力需要は急速に増加し、IT機器を集中管理するデータセンターの利用も増加しています。大量に電力を使用するデータセンター事業者にとって、環境への影響を最小限に抑えるため、電源を再生可能エネルギーに切り替えることは、持続可能な社会の実現に向けて取り組むべき喫緊の課題となっています。
■展望
クオリサイトテクノロジーズは、地方データセンター事業者として国内でも実現事例の少ない100%再生エネルギー化を実現し、今後も環境に配慮した企業活動を推進することで、地域社会とお客さまのESG経営ならびに社会課題解決に貢献してまいります。
※1 クオリサイトテクノロジーズのデータセンタ―は、JDCCティア３、FISC準拠の設備を有し、レベルの高いミッションクリティカルシステムを運営できる本格的なデータセンター。
※2 沖縄電力グループの沖縄新エネ開発株式会社（代表取締役社長：成底勇人 以下、沖縄新エネ開発）の「太陽光第三者所有モデル」を導入する。太陽光発電設備と蓄電池を初期投資ゼロで設置し、発電した電気をお客さまに販売するサービス。
※3 自然エネルギー、バイオマスなどの非化石電源で発電された電気が持つ「非化石価値」を取り出し証書化した非化石証書に、電源種や発電所所在地などのトラッキング情報を付与したもの。