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2026.01.21 | スタッフブログ
JJUG CCC 2025 Fall 参加&スタッフ活動レポート

こんにちは、第一ビジネス部の高田です。
2025年11月15日(土)に開催された、日本最大のJavaコミュニティイベント「JJUG CCC 2025 Fall」に参加してきました。私はこのイベントが好きで毎回欠かさず参加しており、今回は今年新卒で入社した丸山さんを誘い、二人でボランティアスタッフとして運営に参加しました。

JJUG CCC 2025 Fall

■当日のスタッフ活動
私は「部屋付きスタッフ」、丸山さんは「遊撃(全体サポート)スタッフ」を担当しました。

部屋付きスタッフ(高田)
特定の部屋に常駐し、タイムキーパーや受付・誘導を行います。この役割の魅力は、普段であれば選ばないセッションを聴くことになるので、思わぬ学びに出会える点です。まさにセッションガチャのようで、新しい視点が得られるため私はこの役割が結構気に入っています。

遊撃(全体サポート)スタッフ (丸山さん)
特定の部屋にとどまらず、会場全体を巡回しながら混雑対応やトラブル対応を行います。全体を俯瞰できるポジションでもあり、初参加の丸山さんにとっても刺激の多い経験になったようです。

 


■聴講したセッションの学び(高田)
私が部屋付きスタッフとして担当した部屋で特に印象に残ったセッションを、若手育成やチーム開発の観点も交えながら紹介します。

アーキテクチャと考える迷子にならない開発者テスト
開発者テストとアーキテクチャの関係を整理し、「迷子」状態にならないための思考法が語られたセッションでした。
若手メンバーのコードレビューでは、テストが内部処理の細部に結びついてしまいアーキテクチャの境界をまたぐ変更がしづらくなっている例をよく目にします。このセッションでは、そうした問題を避けるためのテスト配置の重要性が強調されていました。
特に印象に残ったのは、「テストの“書き方”ではなく、“書く場所(レイヤー)”を設計の一部として認識させる」という視点です。
今後のOJTでは、JUnitの使い方だけでなく、対象コードがどのレイヤーに属しどんな責務を持つのか、構造理解から促していこうと再認識しました。

 


■しっかり学ぶ java.lang.*
java.lang パッケージを言語仕様(JLS)の観点から深掘りする非常に濃い内容のセッションでした。昨今はフレームワークが充実しているため、Javaの基礎を深く理解していなくてもある程度の開発ができてしまいます。しかし、障害対応やパフォーマンス改善では、基礎力の差が露骨に出ます。本セッションで紹介された String や System など基本クラスの振る舞いや設計思想は、まさにその「基礎体力」に直結する内容でした。若手育成の観点では、早期にこうした当たり前に使っているクラスの裏側に興味を持ってもらうことの大切さを再認識しました。

 


■丸山さんの感想(新卒視点)

JJUG CCC 2025 Fall

今回初参加・初スタッフとして同行した丸山さんからも、印象に残ったセッションの感想をもらいました。

新卒目線で感じたAIレビュー機能開発の学びと課題
新卒エンジニアがAIレビュー機能開発を通して得た気付きをまとめたセッションでした。

特に以下の2点が印象深かったとのことです。
・認識のズレを防ぐ具体化
「何が分からないのか分からない」という新人特有の課題に対して、原因の分解と具体化方法が語られており、丸山さん自身の経験にも重なる部分が多かったようです。
・意思決定とコミュニケーション
意思決定の基準とプロセスをチーム全体で共有することの重要性が述べられていました。共有が適切に行われることで、チームの判断が迅速かつ滑らかになる学びは特に印象的だったようです。

 


■Javaコミュニティの歩き方~参加から貢献まで~
JJUGの活動紹介と、若手エンジニアのコミュニティ体験談が中心のセッションでした。
後半の「初登壇」「コミュニティへの貢献」などの実体験が特に響いたようで、
「必要なのは勇気だけ」「社外から学ぶ姿勢をアピールする」「コミュニティは挑戦の機会をくれる」といったメッセージに強く共感し、今後はより積極的に外部イベントへ参加したいと話していました。

 


■懇親会とまとめ
全セッション終了後の懇親会では、登壇者の方に直接質問をしたり、他社エンジニアと「Javaのバージョンアップ対応どうしています?」といったリアルな情報交換ができたりと、オフラインならではの濃い交流ができました。
技術的な学びはもちろんですが、社外エンジニアとの関わりを通して自分の立ち位置を客観視できることこそ、カンファレンス参加の大きな価値だと改めて感じました。
今回、丸山さんと一緒に参加したことで、「外に出る楽しさ」を共有できたのも良い経験でした。もしこの記事を読んで興味を持った方がいれば、ぜひ次回一緒に参加しましょう!
最後になりますが、運営委員の皆様、スピーカーの皆様、そして当日関わってくださった全ての方々、素晴らしいイベントをありがとうございました!

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