こんにちは、人財開発グループの田中です。
先日、新入社員向けにMVV(Mission・Vision・Value)研修を実施しました。
講師は取締役の晒谷が担当し、今年度より初めて実施することになりました。
今回の研修では、MVVを新入社員の皆さん一人ひとりが自分ごととして考え続けてもらい、これから仕事をしていく上で大事な判断軸にしてほしいと考えました。
そのため、MVVに込められた思いや背景を学ぶだけではなく、MVVを「自分ならどう受け止めるか」「日々の判断にどう活かすか」を新入社員の皆さんに考えてもらうことを大切に講義の準備をしました。
研修序盤では、会社における判断や決断はMVVを起点にしている、という話がありました。仕事をしていく中では、正解が一つに決まらない場面が必ずあります。そのときに、自分の経験や感覚だけで判断するのではなく、会社として大切にしている価値観に立ち返ることが重要です。

研修中盤では、会社のこれまでの歩みと、これから目指していく方向性が共有されました。
創業当初は、品質や納期、信頼の面で多くの課題があり、そこから少しずつお客様との関係を築き、担当できる範囲を広げてきたという話がありました。
単に「成長してきた」という説明ではなく、失敗や悩みを重ねながら、どうすればお客様により貢献できるのかを考え続けてきた歴史として語られたことが印象的でした。
また、2035年にむけた長期経営方針と、NextVisionについても共有されました。
これは遠い将来の話ではなく、今の若い社員が会社の中心となって実現していくものです。新入社員の皆さんも、自分たちがその未来を担う一員であることを意識しながら、真剣に耳を傾けている様子でした。
研修終盤では、MVVの言葉を一つひとつ読み解きながら、問いを通じて理解を深めました。
例えば、Missionにある「人とテクノロジーで地方の未来を拓く」の「拓く」という言葉について、「見えなかったものを見えるようにする」「新しい可能性を広げる」といった意見が出ました。言葉の意味をただ説明で受け取るのではなく、自分なりの解釈を言葉にすることで、MVVが少しずつ自分ごとになっていく様子が見られました。
NextVisionについても、「ビジネスグロースパートナー」という言葉から、お客様との距離感や関係性について考える場面がありました。単なる開発支援ではなく、お客様とともに成長していく存在であること。その意味を、新入社員同士で意見を交わしながら捉えようとしていました。

Valueでは、「プロフェッショナルとは何か」「真摯さとは何か」「真の満足をお客様へ届けるにはどうすればよいか」といった、すぐに答えの出ない問いが投げかけられました。最初は少し戸惑いながらも、それぞれが自分の考えを発表し、他の人の意見を聞くことで視野を広げていく姿が印象的でした。
特に2035年にむけて新しい価値観として加わる、「真摯に向き合い、やり遂げる」という言葉については、自分自身に向き合うこと、相手の話をきちんと聞くこと、信頼を積み重ねることなど、仕事をするうえで大切にしたい姿勢として受け止められていました。
その後のグループワークでは、MVVの中で「最も共感した言葉」と「最も難しいと感じた言葉」を共有しました。なぜそう思ったのか、具体的にはどういうことなのかを互いに問いかけることで、表面的な理解にとどまらず、自分の経験や価値観と結びつけながら考える時間となりました。

今回の研修を通じて、新入社員の皆さんはMVVを“覚えるもの”ではなく、“考え続けるもの”として受け止めていたように感じます。
これから実務に入ると、迷う場面や判断に悩む場面も出てくると思います。そうしたときに、今回考えたことを思い出し、MVVに立ち返りながら、自分なりの行動につなげていってほしいと思います。
新入社員の皆さんが、MVVを自分の言葉で捉え、これからの成長につなげていくことを期待しています。