皆さん、こんにちは。人財開発グループの小浜です。

少しずつ秋の気配…と思いきや、まだまだ残暑厳しい沖縄です。今回は、先日開催された「琉大祭」へ琉球大学OBの田付さん、吉田さんを含む社員総勢4名で見学に行ってきました。
キャンパスに足を踏み入れると、構内は学生たちのエネルギーと活気でいっぱいでした。今回は、情熱に圧倒された学術系サークルから、OB社員との絆を感じた模擬店まで、見どころ満載だった琉大祭の様子をお届けします。
まず私たちが向かったのは、ものづくりの熱気が漂うRobotサークルの展示です。ここでは、学生たちが手掛けた個性あふれるロボットたちと、その開発ストーリーを聞くことができました。
始めに「全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」に出場した機体を見せていただきました。
手のひらサイズのお菓子を載せたうえでコースを回り、指定エリアに投下する…という高度なミッションに挑んだこのロボットは、3人で役割分担しながら、約半年かけて作り上げたそうです。
規定重量の「250g以下」に対して、仕上がりはなんと246gでした。当時を振り返って、「計測で超えたらどうしよう…」とヒヤヒヤしていたことを語ってくれました。万が一にも規定重量を超えることがないように、プロペラガードを着脱可能な機構へ前日に変更したそうで、その臨機応変な対応力にも感心させられました。
実際に機体を持たせてもらうと、想像以上の軽さにびっくりです!
また、後輩の作品を紹介してくれた際には「後輩の作品の出来が良すぎて焦りました(笑)」と語る学生さんの声や表情がとても明るく、みんなで楽しく切磋琢磨している様子が伝わってきました。

紹介しきれないほどたくさんのロボット制作や取り組みをしていたRobotサークルですが、驚いたのがその運営体制です。開発費はスポンサーからの資金援助で賄っており、部長や副部長がスポンサーへ成果報告を行っているのだとか。
学生のうちから資金繰りやステークホルダーへの説明責任を果たしている姿に深く感銘を受けました。
やりたいことを実現するための環境づくりまで自分たちで行う、たくましい学生生活を応援せずにはいられません。
続いて訪れたのは、来年で創立70周年を迎える歴史ある琉球方言研究クラブです。なんと沖縄が本土復帰する前から活動しているサークルでした。
案内してくれた2年次の学生さんは、まるで長年在籍しているかのようにサークルの歴史や研究成果に精通しており、先輩たちが遺した膨大な資料にしっかり目を通していることが伺えました。
案内の中で特に印象的だったのは「くわっちーさびら(いただきます)」という方言についてです。「くわっちー」には「ごちそう」という意味があり、普段の食事を指す言葉とは区別して使われているそうです。ほかにも、沖縄各地の「キノボリトカゲ」の呼び方の違いや分布図を教えてもらいました。勉強になることばかりで楽しかったです。
学生さんたちは幼いころから方言に慣れ親しんでいるのかと思いきや、逆の環境で育った方がほとんどとのことでした。身近でなくなりつつある方言に危機感を覚え、残したいからという思いから活動しているのだそうです。
「過去の貴重な研究成果を今後インターネットに公開していきたい」と未来への展望を明かしてくれました。地域の文化を次世代に残そうとする真摯な取り組み姿勢に、背筋が伸びる思いでした。
展示を見た後はポイを使ったぷよぷよボールすくいに挑戦です。たまたま居合わせた写真部の方に囲まれ、カメラ3台が挑戦中の採用担当の喜友名さんを捉えます。撮影会のプレッシャーに負けず、見事二等賞でお菓子をゲットしました。この日の挑戦者の中で一番良い成績だったそうです。

キャンパスを歩いていると、部活やサークルの呼び込みも大盛り上がりです。
バドミントン部の模擬店に顔を出した際には、OBの吉田さんの姿を見つけるやいなや、学生たちから「買ってくださーい!」という元気な声があちこちから上がりました。

その勢いと可愛さに負けて、思わず焼き鳥を購入してしまいました。やわらかいお肉にタレが絡んでとてもおいしかったです。元気な学生たちと触れ合い、私たちもすっかりパワーチャージできました。
またRFC(琉球フォーククラブ)のステージ横では、当該サークル出身のOB社員である田付さんが、懐かしい顔ぶれを次々と発見していました。世代を超えた、縦のつながりの温かさを感じさせる一幕となりました。
あちこち巡った最後は、冷たいかき氷でクールダウンです。途中、少し雨に降られる場面もありましたが、みんなの表情は終始晴れやかでした。
9月の沖縄はまだまだ暑さが厳しいので、外で食べるかき氷はまさに最高の1杯です。

今回の琉大祭訪問を通じて、専門的な技術や研究に打ち込む姿、地域文化への深い愛、そしてサークル活動を楽しむ眩しいほどの笑顔にたくさん出会うことができました。
自分たちのアイデアを形にし、周りを巻き込みながら前に進む学生たちのバイタリティは、私たち社会人にとっても大きな刺激になります。
琉球大学の皆さん、最高に楽しく情熱的な時間をありがとうございました!また来年もぜひ訪問したいです。