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2018.06.22 | スタッフブログ
QST社内ハッカソン開催!

皆さんこんにちは。人財開発グループの照屋です。        
先日、情報産業プロジェクトの有志社員でハッカソンを実施したので、今回はその内容を取材させていただきました。        
        
ハッカソンとは?        
hack(ハック)+ marathon(マラソン)の造語です。技術者たちがどこかにこもり、プログラム開発、アイデア考案を競う催しのことです。        
        
開催概要        
・企画名「BREAK SHELL」。        
・個人で戦うハッカソン。DiscordのVoice Chat機能と画面共有を活用し、東京ー沖縄のリモート開催。        
・「求人」をテーマに実施。        
・使用言語、ツールは不問。        
・発表、質疑応答は合わせて10分(時間割り振りは本人に委ねる)。        

開催スケジュール        
・6/15(金) キックオフ、アイディアソン、開発        
・6/16(土) 開発、進捗確認        
・6/17(日) 発表、懇親会        
        
主催者の比嘉さんと、優勝した吉田さんにインタビューしてきました。        
        
ー比嘉さん、どんなきっかけでBREAK SHELLを企画されたんですか?        
        
比嘉        
今年に入ったあたりに、社外で開催されたハッカソンに参加したら思いのほか楽しかったので、別のハッカソンに後輩を誘ってみたんですけど「敷居が高くて怖い」と言われたのがきっかけだった気がします。        
「社内ハッカソンなら参加への敷居を低くできる」と思ったので、Slackに「社内ハッカソンとか面白そう」って呟いたら上司から「ぜひやろう!」と応援コメントをもらって、企画したのがはじまりです。        
        
ー今回優勝された、吉田さん。どのような作品を作られたんですか?        
        
吉田        
ビジネスメールを作成する手間を省くため、文章を入力して送信すると、ビジネスメールの本文が生成されるアプリをWebアプリを作りました。IonicというJavaScriptのフレームワークを利用し、開発を行いました。

動作イメージとしては

1.文字を入力し    

2.メッセージを変換 
3.メーラーを立ち上げ  

といった流れになります。

ー作成にあたって、どのような工夫をされましたか?        
        
吉田        
工夫と捉えられるかは分からないのですが、ビジネスメールの構成は、宛名, “挨拶”, “本文”, “締め”(, “署名”)に分けられるので、処理の簡略化のために要素ごとに処理を分けています。        
        
ー初めての取り組みということで、大変だったところもあったと思われますが・・・・        
        
吉田        
まずはモチベーションの維持ですね。        
今回はリモートかつ個人開発なので自宅でもくもくと作業をしていましたので、結構気が散って前半は進捗があまり出ていませんでした。Discordで繋いではいたのでもう少しうまく使えればよかったですね。反省点です。中間報告で他チームの進捗を聞いて刺激を受けて後半にペースを上げて頑張ることができました。        
        
次にメール本文の作成に対して、大変というよりやりきれなかったなと感じましたね。機械学習や自然言語処理的な処理を入れたかったのですが、発表に間に合わせるために単純なテンプレートの組み合わせになったのが残念です。        
        
ー今回入手した優勝賞品はどんなものでしたか?        
        
吉田        
優勝賞品はSpringOne Platformへの参加権(費用)だったと思います。
https://springoneplatform.io/
初アメリカなので不安もありますが、楽しみです。まずはパスポートを取得しないといけないですけどね。(笑)        
                
ー比嘉さん、今後のBREAK SHELLの展開はどうされる予定ですか? 

比嘉       
長期的な目標として、        
・楽しく強いエンジニアになるお祭りをやっていく。        
・みんなが勝手に自走する状態にしたい。        
この2つを目指す方向にしようと思います。        
        
今後の動向の軸としては、        
・ 自分のプロジェクト以外にも展開していく(ゆくゆくは会社から飛び出すコミュニティにする)。        
・ 敷居をもっと下げる。        
この2つですね。        
        
具体的に考えている案としては、        
・開発合宿        
・みんなで競技プログラミングに参加        
・ISUCONのようなもの        
・アイディアソン        
この4つですね。        
        
あとは「BREAK SHELL自体を運営していくコミュニティの育成」という課題もあります。 メンバー皆が自主的に運営、企画をしていく形が理想ですね。積極的に動ける優秀な人財がいたらぜひ紹介してほしいです。        
今すぐにでも会社の枠を飛び出して、高みに上っていくような人を求めています。        
        
ーお二人とも、今回はありがとうございました。また次回もよろしくお願いします。     

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