皆さん、こんにちは。
クオリサイトテクノロジーズ 広報担当の菊地です。
今回は、キヤノンマーケティングジャパングループ(以下、キヤノンMJグループ)の取り組みで女性社員を対象に開催されたセルフケアセミナーについてご紹介します。
昨今、女性が家の外に出て会社で働くことは当たり前になり、沢山の方が活躍されています。
しかしその一方、女性特有の健康課題や結婚・出産などのライフイベントによって、働く上で困難を抱えることもあります。
キヤノンMJグループでは、女性社員がひとりで悩みを抱え込まず、一層活躍できるよう、女性のヘルスリラテシー向上、管理職のマネジメント力向上、女性の不調に対する相談体制の構築に向けた取り組みを行っています。
今回参加したセミナーは、「働く女性のメンタルヘルス」がテーマです。
女性社員自らが、ライフサイクルごとの抱えやすいストレスと対処法を知り、自身の健康管理や業務に活かせるヒントを得ることを目標としています。
セミナーは全国の社員がどこからでも受講できるよう、動画配信によるE-ラーニング形式での開催でした。
最初に、年代別の女性特有の悩みに対するアドバイスや改善ポイントについて精神科医が講演を行い、その後、講師の精神科医とキヤノンMJグループ健康支援室の女性保健師が実例を交えながら対談を行いました。
セミナーでは、不安と欲求は表裏一体にあり、円滑に業務を行いたいなどの欲求が不安やストレスを増大させる一因となること、「~するべき」「~であるべき」という思いが強いと無理な目標を作ってしまい、不要なストレスを生みやすいことなど、私自身体験したことのある事例が多く紹介されていました。
また、将来起こりうる悩みや、過去にあった悩みについても改めて考える機会となり、とても気づきの多いセミナーでした。
今回は女性向けセミナーということでしたが、性別関係なく誰でも起こりうる悩みが多く含まれており、自身の健康管理とメンタルケアについて改めて考える良い機会となりました。
今後は、男性管理職や男性社員向けにもセミナーを展開していくようです。
様々な背景をもつ社員同士が相互理解を深めることで、健康な社員と会社を支える健康経営の実現が進むことを期待しています。