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2024.12.24 | スタッフブログ
ヘルスリテラシー向上研修を開催しました

こんにちは。人財開発グループ 育成担当の伊佐です。

先日、講師として、琉球大学 教育学部 教授 宮城政也先生にお越しいただき、「ヘルスリテラシー向上研修」を実施いただきました。

宮城先生との出会いは、沖縄県内で実施された外部セミナーでした。
そのセミナーを受講した社員から「他のメンバーにもぜひ受けてほしい」という声が上がり、企画がスタートしました。そこから宮城先生と相談を重ね、今回の研修実施に至りました。

クオリサイトテクノロジーズでは、健康経営に積極的に取り組んでいます。 (健康経営の取り組み)
その中で、直接社員の健康と向き合う、管理職の皆さんやプロジェクトリーダー、安全衛生委員の社員を対象として、受講頂きました。

ヘルスリテラシー向上研修の様子

「ヘルスプロモーションの理解とメンタルヘルス対策」という副題に沿って、以下、最新の論文や世界での健康に対する捉え方などをわかりやすくご説明頂きました。

・職場における心の健康づくりの考え方
・健康を保持増進するように情報を得るスキルの必要性
・ストレス認知に影響を及ぼす要因や不合理信念によって起こる思考の歪み
・管理者のメンタルマネジメントとして、アサーティブな自己表現
・リラクゼーション技法として、有酸素運動がなぜ良いのか

ヘルスリテラシー向上研修の様子

私個人として、最も驚いたのは、「健康の定義」です。
「健康=病気ではない状態」だと思っていたのですが…

「健康とは、身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病や病弱(虚弱)がないということだけではない」と説明頂き、健康に対するそもそもの部分から、知識として知らなかったのか…と、大変驚きました。

メモを取りながら、頷きつつ受講されている方が多く、受講後のアンケートも、たくさんのコメントを頂きました。
・ヘルスリテラシーとは、健康に関する適切な意思決定(エビデンスに基づいて自身で意思決定)をするということ
・ストレスや健康に対する考え方が変わった。ストレスがないのではなく、捉え方によって症状が変わること
・不合理信念によって、自らストレスを作っているケースがあるかもしれない
・心身共に健康になるには、自身で頑張ることも大事だが頑張れる環境を作ることが重要だということ

社員一人ひとりが生き生きと働く環境を提供し続けるために、今後、管理職の皆さんだけではなく、全社員にも継続的に受講頂けるように企画検討していきたいと思います。

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