2021年3月19日

人財開発グループの松村です。

3月1日、全社で1on1制度を開始しました。
今回は、私自身が聞き手(上司)の立場として取り組んだ振り返りを紹介します。

はじめに、1on1制度について簡単に説明します。
1on1とは、定期的に上司部下が対話を行うコミュニケーション手法です。
聞き手が場面に応じた質問をすることで、話し手の気づきと行動変容を促し、話し手が成長することを目的とします。
通常の対話であれば場面に応じて役割が入れ替わりますが、1on1では話し手と聞き手を固定し、会話時間の7~8割を話し手である部下が使い、聞き手の上司は質問こそすれ意見を言わないことを前提とします。
従来型の教えることや指示中心のコミュニケーションに慣れている上司には、話を聞くスキルに加え、話したい気持ちを抑える忍耐と努力が必要になります。
また、1on1を開始したからといって、すぐに本音で話してくれる部下は少ないと思います。
上司に対してある程度の信頼感がなければ、話しにくいはずです。
部下が真剣な話を切り出しやすくするため、雑談で緊張をほぐすなど部下とのコミュニケーションのハードルを下げるための取り組みも必要になってきます。

このように、従来のコミュニケーションとは違ったスキルが必要となるため、弊社では聞き手にアサインされたマネジメント層を対象に事前研修を実施しました(研修紹介記事は、こちら)。

私も事前研修に参加し、目的、進め方や質問手法などを学びました。
研修で習ったスキルを使うことで、対話中に話が発散して本題が見えなくなることもなく、沈黙にも耐えられるようになるなどの改善がありました。
聞き手として最低限必要なスキル習得に、1on1事前研修の実施は効果的だと感じました。

私たちを取り巻くビジネス環境は変化し続けています。

上司の知識や経験が、今後も通用するとは限らない。
部下のほうが上司よりも専門性が高いかもしれない。
全員が仕事に目的をもち、実現に向けて自律的に挑戦し、役職に遠慮せず意見を言い合える職場をつくりたい。

そのような未来の実現に、部下と上司が向き合う1on1は有効だと感じています。

部下の成長に貢献できるよう、自分自身も成長できると信じて、気長にスキルアップに取り組んで参ります。