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2023.08.04 | スタッフブログ
好きを極め、良い仕事をする

平日は開発エンジニア、土日はスノーボードインストラクターとして活動する社員を紹介します。

interview with ito
産業ビジネス部第1グループ 宇野颯


■宇野さんの仕事

開発エンジニアとして電磁界解析ソフトウェアの開発プロジェクトに携わっています。長い間、製造業界で支持されている商品で、当社は保守開発に参画しています。私は、保守開発におけるテスト工程の支援や自動化ツールの作成など担当しています。土日は、札幌圏内のスキー場でスノーボードインストラクターとして活動しています。現在も札幌スキー連盟専門委員として大会運営の手伝いをしたり、インストラクタートレーナーとして後進を育成したり、スノーボードの普及につとめています。

office work

■開発プロジェクトにおける役割

モーターの電磁界をコンピューターでシミュレーションするような商品なので、ソフトウェア開発技術と物理の専門性が必要です。物理的な意味が分かれば、自分達がテストしている機能の意味も理解でき、その機能が実社会で役立つ場面が分かります。逆に物理学と数学に興味がなく分からないと、開発工程でもテスト工程でも、何をやっているのか分からないでしょう。私は物理が好きで大学院修士課程を修了しているので、物理学の素養がない方にも分かりやすく、また好きになってもらえるよう伝えていくのが役目だと考えています。社内勉強会を月1~2回開催していますが、私の説明で理解が進み、テストケースをつくるときに物理的な観点が考えられるようになったとか、私がやった事による良い影響が増えると嬉しいです。

■スノーボートとのつながり

札幌は、車ですぐに行けるゲレンデが沢山あるので、道内他地域、他府県に比べて各段に滑りに行きやすい環境です。生活のなかにスキー場があります。出身は愛知なのでスノーボードを始めた頃は時々行く程度でしたが、北海道の大学へ進学後、行く回数が増えました。そして教える楽しさに目覚めて、大学3年生で準指導員資格、大学院修士2年で指導員資格を取得しています。今年で入社3年目、今はエンジニアとして学ぶことが多い時期なので仕事を優先してインストラクター活動のみ継続していますが、学生時代はスノーボードの滑走技術を競う技術選手権に毎年参加して、全国大会で本選に出場したこともあります。

tent sauna

■クオリサイトを選んだ理由

卒業後の進路はIT系を希望していたので、就職を機に東京行きも考えました。しかし札幌を離れれば、インストラクター活動の頻度を下げざるを得ません。沢山の方々に出会い、人生の幅を広げてくれたインストラクター活動がなくなるのは考えられませんでした。なので、自分がやりたいことをしながら、首都圏レベルのエンジニアに成長できるという目線で考えると、当社一択でした。

■今後の目標

学生時代、自分が好きでやっていた物理とスノーボードが、社会人になり仕事につながっています。もっと専門性と経験値を上げることで自分にしかできないことを増やし、影響力のある人財になることを目指しています。直近では、物理の分かるエンジニアとして、専門知識で遥かに勝るお客様と普通に話せるレベルになっていきたいです。 山にいくのが好きなので、スノーボードは仕事に行くより息抜きに近い感覚ですが、忙しくて体調を崩さないように気を付けて、両方の仕事を充実させていきたいです。

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