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2023.09.05 | スタッフブログ
やってみて、続けた先に広がる世界が好き。

ジュニアサッカー活動を通して、沖縄の青少年育成に貢献している社員の紹介です。

interview with saino
グループビジネス部 才野永之


■ジュニアサッカー活動を始めたきっかけ

soccer coach

子どもが小学生のときにサッカー部に入部し、保護者として地域のジュニアサッカー活動に参加したのがきっかけです。小学校で行われる部活は、保護者やサッカー経験者が一人で何役も引き受け活動を支えています。私も最初は審判からはじめて、今は指導者(コーチ)もしています。当時はワールドカップすら見たことないほど縁のないスポーツでしたから、知らなかった分すべてが新鮮で、知れば知るほど楽しくなりました。2015年には指導者(コーチ)資格の入口である公認C級コーチを取得して、そこから、更にのめり込んでいきました。

■ジュニアサッカーの指導者として

ジュニアサッカーの場合、小学校の単独部活チーム、地域にある複数の小学校でチームを編成するチーム、地域スポーツとしてのクラブチームなどが、同じ環境のもと、平日夕方に活動しています。さらに、その中でも選抜した選手でトレセンというチームを編成し、主に週末に活動しています。私は出張もあり、平日夕方は遅くなることもあるので、土日に行われる県のトレセンで主にコーチをしています。どちらのチームの指導でも、一番大切にしているのは日常生活をしっかりすることです。周りを思いやるとか、どの世界にも通じる話ですが、当たり前のことが出来て始めて、サッカーも上手になると言い続けています。技術面の指導では、一方的に改善点を指摘していくのではなく、自ら原因を考えてセルフフィードバックできるようサポートしています。こうした心理的な指導も技術的なことも含めて、日本サッカー協会の公認コーチ講習で学びました。学ぼうという意欲のある人に対して成長できる場所が開かれ、誰でも参加できるのは良い仕組だと思います。

■ジュニアサッカーで得られたこと

沢山の人と関わって、子どもたちの育成に取り組んでいますが、どちらかというと人見知りで、人としゃべるのは苦手です。集団行動や人財育成が好きだからジュニアサッカー活動をしているのではなく、逆に、活動を通して指導とは何かを学び、私自身変化していったのだと思います。 会社以外にも一生懸命に打ち込める活動の場があることも、良い変化をもたらしています。仕事で何かあったときでも、仕事以外の活動軸で頑張ることで行き詰まりが解消されて、精神的な余裕がもてるようになりました。

office saino interview

■エンジニアとして

現在は、クレジットカードの利用明細を管理するシステムの維持保守プロジェクトで、品質を担保する成果物レビューを主に担当しています。2007年に入社し、ここでもそうですが、概ね一人とか二人でプロジェクトを立ち上げ、体制を拡大して品質を安定させたら次のプロジェクトを立ち上げるということを繰り返してきました。今のプロジェクトは2019年に開始し、メンバーが育ってきたので、そろそろ次のプロジェクトに異動する予定です。

■これからの目標

最近のシステム開発では、プログラムを一からすべてプログラミングするのではなく、あらかじめ作成された部品を組み合わせて製造することが多くなりました。以前に比べ、開発エンジニアがプログラムを書く機会が大幅に減少しています。生産性が向上した反面、システムの中身がブラックボックス化して分かり難くなりました。
システムリリース後の保守段階でトラブルが発生しても、以前はシステムのプログラムを読めば解決策を見いだせましたが、あらかじめ作成された部品を組み合わせて製造されたものほど難しくなっています。かつプログラムをみてトラブルに対処する機会も多くありません。だからと言って過去のやり方に戻ることはないでしょう。なので、プロジェクトでプログラムを書く工程があれば若手の背中を押すようにしています。お客様もあり、期限もある仕事ですからリスクをコントロールする必要はあります。そういう時は若手エンジニアがチャレンジしやすいように、期限までに終わらない場合は引き取り完遂するバックアップ役に率先して取組んでいます。
私に比べて若手エンジニアはこれから何十年もこの世界にいます。良い経験を積める仕事があれば若手に任せて、何かあった時に側で支え、成長をフォローしてしていきたいです。ジュニアサッカーの活動は計画的ではなかったのですが、振返ってみると、これは大変だな、厳しいなと思うことに取組み成長してきました。そこで学んだことを次の指導に活かせるし、まわりに引き継いでいける。骨が折れることも多いのですが、これからも自分から動いてできるだけやっていきたいです。

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