こんにちは。ND&O 産業ビジネス部第1グループの田中です。 とても暑い日が続いている沖縄ですが、夜には少しだけ涼しい日が増えてきました。
いよいよ、4月からスタートした新入社員研修も終わりが見えてきました。
この2か月の間の研修内容と新入社員の皆さんの成長を振り返ってみたいと思います。
7月は設計についての学習をしました。要件を元にフローチャートを作成し、作成したフローチャートを元にプログラミングを行う内容となっています。
8月からは、新入社員研修の修了要件であるシステム開発演習を実施しています。
実際のプロジェクトと同じような経験ができる演習となっており、新入社員の皆さんでスケジュール管理、設計、プログラミング、テストという一連の工程を行い納品するという内容になっています。
また、2カ月間でウォーターフォールモデルに沿ったシステム開発を経験して貰うことで、実務に向けての準備を行ってもらいます。
スケジュールの計画段階では未経験者、経験者の皆さんは別々の工夫を行っていました。
未経験者の皆さんは、スケジュール内にあらかじめプログラミングの学習時間や同期メンバーとの相談時間を含めたり、経験者や講師へフォローを依頼したり、今までの研修にて構築した自分に合った仕事のやり方を取り入れる、など様々な工夫を行っていました。
一方で経験者の皆さんは、今までの研修で洗い出してきた自身の弱みに対策を立てて、プロジェクトでの仕事までに改善できるように目標をもって取り組んでいます。
全体として経験の少ない設計工程に対するスケジュールの計画も含まれていましたが、今までの研修にて苦労しながらも習得した知識を応用し、未知の領域に挑戦する様子が見られました。
スケジュールの実施段階では、未経験者、経験者の皆さん共にレビューでの指摘対応や設計の手戻り、未知の領域に対する進捗の管理、懸念事項の予測と対策など、事前に計画したスケジュールが思うように進まず苦戦している様子となっています。
新入社員の皆さんにとって、実際のプロジェクトと同じような経験ができる演習は初めてとなります。今までの研修より高いハードルではありますが、個別に質の高い課題を見つけ、改善の行動を取ってくれている様子が見られて、研修担当としては大変嬉しく思います。 新入社員の皆さん全員が更に成長できるよう、最後まで全力で支えていきます！