皆さん、こんにちは。金融ビジネス部の高田です。
11/11(土)に新宿で開催された日本Javaユーザグループが主催している国内最大のJavaイベントであるJJUG CCC 2023 Fallに金融ビジネス部の井上さんと一緒に参加してきました。
JJUG CCCではセッションだけでなく、企業ブースや他の参加者と交流する場としてのアンカンファレンスや懇親会の場があります。今回は久しぶりの参加だったのでセッションの聴講をメインで参加しました。
下記は入口の写真です。
ここのホワイトボードではアンカンファレンスで会話したい内容を募集していました。こういった場でエンジニア同士が会話するのも刺激が得られそうなので次回はぜひ参加したいと感じました。
★入口の写真
入場後は様々なセッションを聴講していました。タイムテーブルはこちらです。
Javaの最新バージョンである21に関するものや、フレームワークに関するもの、トラブルシューティングの手法などJavaに関するものであれば幅広く学べる場となっていました。参加したセッションの中で私と井上さんが面白いと感じたものをいくつか紹介しようと思います。
<井上さん>
【ブランチ運用とデプロイフローを見直してリリースを楽にする】
AWS上でCI/CD環境を作り、ステージングと本番の2環境で開発とリリースを行っていくなかでの困りごとと解決法の紹介がされていました。ここで紹介されていた手法が今、参画しているプロジェクトで真似できるかというとそうではなかったですが、今まで考えたことのなかった環境差異による開発の負荷について考える良いきっかけになったと思います。
【ラムダ式をHowではなくWhyで理解しよう!】
ラムダ式をどのように使うかの目線からではなく、追加された理由から理解を深めていけるセッションでした。ラムダ式自体の説明よりもこのセッションでの説明手法(HowよりWhy)が今後、役立てていけそうだと感じました。今後、自分が後輩から質問をうけた際にもこの説明方法を意識して背景から理解してもらうようにします。
<高田>
【JDK 21 へようこそ】
Java21で導入された新しい機能について概要レベルで説明していただいたセッションでした。今関わっているプロジェクトで使っているバージョンではないからと後回しにしていた最新情報へのキャッチアップができたので大満足です。個人的にはJava 21で拡張されたパターンマッチングがかなり便利だと感じたので、業務外で使って社内でも共有していこうと思いました。
【トラブルシューティング・ヒープダンプ・スレッドダンプ解析チューニング】
ヒープダンプやスレッドダンプから障害の原因を究明にする方法を紹介していたセッションでした。ここで紹介されたような方法は今まであまり考えてこなかったので、かなり面白かったです。エージェントやフライトレコーダーをアプリケーションに仕込まずに障害の原因にたどり着くスキルは不足していると感じたので、これをきっかけに学んでいこうと思います。
また、会場には企業ブースもありました。
GMOペイメントゲートウェイ株式会社さんや過去に沖縄で開催したJavaOne報告会で登壇していただいたことのある山本さんが代表を務めている株式会社サムライズムさんなどが出展されていました。GMOペイメントゲートウェイ株式会社さんのブースではJavaに関するクイズが出題されていて全問正解すると景品があったようです。井上さんが挑戦したそうなのですが残念ながら全問正解はできなかったようです。
★企業ブースの様子
久しぶりに色々なセッションを通して学び、モチベーションアップにつながったので参加して良かったです。今回はセッションの聴講のみでしたが、次参加する際にはアンカンファレンスや懇親会でほかの参加者の皆さんとの交流もしてみようと思います!