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2024.03.08 | スタッフブログ
公立千歳科学技術大学「コロキウム」に参加し、アジャイル開発についてのワークショップを行いました。

こんにちは、コーポレートマネジメント部人財開発グループの浦安です。

先日3/1(金)、公立千歳科学技術大学 情報システム工学科研究室内の学生が研究・キャリアについての情報を共有するための場である「コロキウム」に参加させていただき、アジャイル開発についての講話・ワークショップを弊社社員の宇和川から提供いたしました。

今回は、春から大学院生になる須藤真由さんから、先日弊社で開催したJavaDo(北海道開発センターでエンジニア向けナイトセミナーを開催しました。 | クオリサイトテクノロジーズ株式会社 (qualysite.co.jp))後にお声がけ頂いたことがきっかけで「コロキウム」へ参加させて頂く運びとなりました。
「何か後輩・先輩のためになる時間を作りたい」という須藤さんの思いと、私たちの持つ「地方人財の成長」への貢献の思いが重なり、この場が実現しました。

当日は学生の皆さんが日頃学習している「アジャイル開発」について、実際の開発の現場での視点をふまえ、弊社で10年以上前からアジャイル開発を行うマネージャーの宇和川から「アジャイル開発が必要とされる背景」、「アジャイル開発の価値観・原則と手法」について話をし、その後4つのグループに分かれてワークショップを行いました。

主催学生の須藤真由さん(公立千歳科学技術大学 山川研究室4年生)

<主催学生の須藤真由さん(公立千歳科学技術大学 山川研究室4年生)>

ワークショップの様子
ワークショップの様子

<ワークショップの様子>

今回、講話・ワークショップを行った宇和川が学生の皆さんへ伝えたいテーマとして掲げていたのは「Don’t just do Agile, Be Agile.」という価値観です。
手法に囚われがちなアジャイル開発ですが、まずは価値を提供することを大事にした上でエンジニアが行動した結果「アジャイル開発を「する」」のではなく「アジャイル開発になって「いる」」状態が良いのではないか?という話を宇和川から伝えさせていただきました。
ワークショップでは活発な意見交換が行われ、講義後も学生の皆さんから「実際の現場でのアジャイル開発について」等の質問を頂き、大変盛り上がりました。

参加した学生の皆さんからは
「開発の先に行き着くBe Agileという言葉が腑に落ちた。」
「授業を通してコミュニケーションや技術手法の片面からしかアジャイルを捉えられていない瞬間があったので、より広くアジャイルに「なる」よう学習したい」
「他にもアジャイル開発について実際の現場での事例を踏まえ深く知る機会が欲しい」
等の沢山の感想・ご意見をただきました。
今回は講話・ワークショップを提供させていただく立場でしたが、ワークショップでの学生の方々皆さんのご意見やご質問から、逆に学ばせて頂くことも多々あり、大変貴重な時間を過ごさせて頂きました。

是非今後もこのような活動を継続的にさせていただき、「人とテクノロジーで地方の未来を拓く」という弊社のミッションのもと、地方人財への貢献を果たしていきたいと思います。今回お声がけいただいた須藤さん、そしてご協力いただいた先生方、またご参加いただいた学生の皆様、ありがとうございました!

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