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2024.12.02 | スタッフブログ
JJUG CCC 2024 Fallに登壇した高田さんにインタビューしました!

皆さん、こんにちは。人財開発グループの伊佐です。

10/27(日)に開催された、JJUG CCC 2024 Fallに登壇された、第一ビジネス部第三グループ所属の高田さんに登壇についてインタビューをしたので、ご紹介します。


※ JJUG CCC とは、Japan User Group Cross Community Conference の略で、日本Javaユーザーグループ(JJUG)主催の国内最大のJavaイベント

 


~社員紹介~

高田 宏輝
第一ビジネス部 第三グループ


■今回カンファレンスに参加しようと思ったきっかけを教えてください

高田

クオリサイトでは月に 1 度、事業部門全体での勉強会を実施していて、所属部ごとに持ち回りで情報発信をしています。
この勉強会の中で一度発表したので、次は社外で発信したいと考えていたのと、プロジェクトで過去に試した取り組みの中でJavaエンジニアに興味を持ってもらえそうなテーマがあったため、今回JJUGに登壇することにしました。

振り返ってみると、学生時代から情報系を専攻するくらいにはITが好きだったこともありますが、新人研修中にハッカソンに参加をしたり、JavaOne 報告会でライトニングトークをさせてもらったことが原体験だったのかもしれません。

 

■登壇のテーマを教えてください

高田

登壇のテーマは、「GraalVM を使った HiveUDF のネイティブイメージ化とその性能検証」です。
GraalVMとは、Java アプリケーションの起動時間の短縮やメモリ使用量の削減が可能なツールで、そのネイティブイメージ化機能でJavaで書かれたプログラムを実行ファイル化することでJVMの立ち上げやGCにかかるコストを削減することが可能です。

今回は、GraalVM のネイティブイメージ化機能を利用して、ビックデータ分析等の用途で使用される Apache Hive のユーザー定義関数(UDF)の性能を向上させる取り組みについて解説しました。

JJUG登壇の様子

 

■登壇に向けて工夫をした点を教えて下さい

高田

聴講者を意識して、内容を検討することを工夫しました。
Javaエンジニアが知っていそうなところは、割愛して、ミドルウェアについての説明を厚めにすることを意識しました。

普段からお客様に説明することが多いので、相手の前提を意識して、伝えるようにしています。この業務の中での経験が、今回の登壇にも活かすことができたと感じます。

 

■登壇の準備や実際の登壇で大変だった点は何ですか

高田

カンファレンスへの登壇は、応募、事務局での選定以降、登壇が決まります。
業務と並行して、カンファレンスで発表する環境の構築や準備をすることが大変でした。
特に、選定結果を頂いてから発表準備をスタートして、環境構築に多くの時間を割きました。
夢中になって、徹夜をしてしまう程に…(笑)

発表時にデモを入れるなど、工夫をしたかったのですが、最終的には性能検証まで行うことはできませんでした。
登壇時には、鋭い質問もいただき、そんな深いところまで聞いて頂いてるんだと、正直驚きました。

 

■カンファレンスの様子はいかがでしたか?

高田

登壇者としてだけではなく、一部スタッフとしても、イベントに携わらせて頂きました。全8ルーム、50以上のセッションがあり、とても大盛況でした。
1000名近くの参加があったと伺っています。

スタッフとして関わった会場が、当日最も集客があった会場でした。
130名ほどの方に発表されているのを目の当たりにして、すごいなと特に印象に残っています。

JJUGカンファレンスの様子

 

■今後に向けてひと言!

高田

性能検証までを発表予定だったのですが、そこまでは実現できなかったことが心残りです…
登壇の際、聞いてくださった皆さんへ性能検証まで実施をして、発信することを約束したので、年内をめどに対応していきたいと考えています!
なので、登壇発表は、まだまだ終わっていません(笑)

業務で経験を重ねて、プロジェクトで後輩を育成している際、主体的に学ぶ姿勢を持って欲しいと感じました。そのためには、まず、自分自身が実践しないといけないと感じて、カンファレンスでの登壇に挑戦しています。

今回のように自分がカンファレンスで登壇等の外部へ発信をすることによって、若手もどんどん前に出られるようなきっかけになっていきたいと考えています。

 

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