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2022.01.18 | スタッフブログ
1on1を自身の成長に活用している事例を紹介します

皆さん、こんにちは。
人財開発グループの伊佐です。

2021年に開始した1on1の実施アンケートで満足度が高いグループのメンバーに、どのように1on1を活用しているかお聞きしたのでご紹介します。
 


~社員紹介~

大津 美沙
産業ビジネス二部 第一グループ

佐藤 諒
産業ビジネス二部 第一グループ


■1on1は、どのように実施されてますか。

佐藤

テーマは自由で、最近の課題、チーム作業全般のことや、プライベートのことなどを隔週で話しています。

 

大津

私も基本的には同じで、決まった型はなく、今困ってることがあれば、そこにフォーカスしますし、プライベートなことを話して終わることもあります。

 

■具体的にはどのような内容か、差し支えない範囲で教えてください。

佐藤

最近、上位職責チャレンジ制度(NextStep)を話題に、「職位が上がることによってどんなところが変わるのか」という話をしました。
それから自身のキャリアについて、やるべきことや目指すべき仕事のレベルなどの話をしています。
時にマネージャーからは、「お客様に期待されていることをヒアリングしてみて、それに向けて動いていけばいい」など目の前の作業だけでなく、将来を見据えたアドバイスもいただいています。

 

大津

わたしは、所属グループのミッション、エンジニアとしての付加価値などを再定義して、所属グループメンバーに正しく伝えて行くタスクをマネージャーとやっているのですが、最近はその話題が多いです。

 

■お二人が所属するグループのアンケート結果を見ると、他のグループに比べて満足度が平均して高いのですが、どうしてだと思いますか。

佐藤

グループに配属された初めの段階で、マネージャーとなんでも話せる関係を築けたのが大きいと思います。
話しやすいのは、マネージャーの人柄が大きな要因かもしれませんが、何を話しても否定される感じがしません。
自分は、マネージャーに向かって「それ、ちょっと違うんじゃないですか?」なんて言ってしまうことがあるのですが、それでも正面から否定されることはありません。
マネージャーが、私の意見をとても尊重してくださっているのを強く感じています。
丁寧に耳を傾けてくださるのがとてもありがたいですし、グループで平均的に満足度が高いのも、そんな部分が大きいんじゃないかと思います。
最近では、マネージャー自身が少し迷いながら進めている姿を見ると、「協力したいな」と感じます。自分の考えを積極的に伝えようという気持ちになります。

 

■個人やグループで1on1を実施する際に工夫している所はありますか?

佐藤

会話がうまく進まないこともあって、マネージャーも1on1実施に苦労なさっているのだと思うことが時々あります。
なので、無駄な時間にならないように、面談開始前に10分程度、過去の1on1実施メモを見返して、毎回、今日話をするネタをどうしようか考えます。
面談終了の際に宿題を出してもらうことが多いので、無理に話題を作ることはありません。
それから1on1は話題によって会議室でも実施しますが、通常はマネージャー席のあるオープンエリアで行います。
自席からマネージャーと他メンバーとの会話が聞こえてくることがあるのですが、マネージャーが個々人を大切に見て、メンバー一人ひとりの育成方針や目標設定などを考えてくださっているように感じられます。

 

大津

今取り組んでいる所属グループミッションの見える化は、長期スパンで明確なゴールが見え難いタスクです。
なので、私も1on1で来週までにここまで進めてみようという話ができ、2週間に一度立ち止まってレビューする良い機会になっています。

 

■お二人にとって1on1ってどんな時間ですか?

大津

業務に行き詰ったときに、俯瞰した目線から次の一歩の進め方についてアドバイスをいただけます。そのアドバイスが、私でも出来るちょうどよい感じで、行き詰っていた視界が開けるような感じがします。
例えば、新しい取り組みで自信もなく、お客様に響いている感じもなく、事の善し悪しがわからずモヤモヤしていたときに、「それは、お客様側への情報伝達不足で、お客様も状況が見えていないからだよ。お客様とざっくばらんに話してみたらどうか」というアドバイスをいただきました。
アドバイスで背中を押してもらって、1on1が終わった後に「やるぞ!」て気持ちになります。

 

佐藤

そうそう!それはあります。毎日の仕事が立て込んでいるなかで、目線を上げられる貴重な時間になっています。自身にとっては、ある意味、羅針盤のような時間です。

 

■1on1を通じて自分の成長が感じられる部分もあるわけですね。

佐藤

PBC(目標管理制度)でのマネージャーとの面談は年3回ですが、その間で定期的に年間の目標に対する進捗を相談できるので、自分の成長と組織の成長を適時確認できている気がします。
マネージャーが、仕事上で大切にしていることを1on1で直に感じることができるので、それに沿って自分の成長の方向も確認しています。
逆に遅れていると「やばい!」って自分にリマインドすることができます。

 

大津

所属グループミッションの見える化タスクは、お客様や会社全体を俯瞰するため目線を上げる必要があります。
タスクの進め方等で悩んでいることを相談することで、会社全体やお客様など周りへの伝え方や巻き込み方等を考えるようになり、良い機会を得ていると感じます。
1on1を通じて、マネージャーと一緒に悩みながら、成長している実感があります。

 

■今後はどのように1on1を活用していきたいですか?

大津

所属グループメンバーとして働く事の満足が高いけれど、わたしたちは事業へもっと貢献できると考えています。
その辺をマネージャーやグループメンバーと積極的に改善していく活動に役立てたいと思います。

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