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スタッフブログ

2022.03.31 | スタッフブログ
入社後の社員の成長と配属後の働き方をご紹介します

皆さん、こんにちは。
広報担当の菊地です。

今回は、昨年入社して北海道、沖縄それぞれに配属された3名にインタビューしました。
IT未経験で入社した社員がどのように成長したのか、コロナ禍の中で先輩や同僚とどのようにコミュニケーションを図っていたのかなど、入社後の体験談をご紹介します。


~社員紹介~


宇野 颯
産業ビジネス一部 第一グループ

浦安 菜々子
産業ビジネス一部 第二グループ

仲西 智章
金融ビジネス部 第二グループ

■新入社員研修はどのような流れで進められましたか?

宇野

初めはキヤノンマーケティングジャパングループ共通の研修で、東京会場とオンラインでつなぎ、キヤノングループの歴史やグループの一員として持つべき心構えなどを学びました。
次に、エンジニアの基礎として、JavaやSQLなど様々なプログラミング言語を学習しました。
最後は学習した内容をアウトプットすることで理解度を測り、一連の開発工程を体験する目的でシステム開発演習を行いました。
研修は、それぞれの理解度や経験の違いがあることから、それぞれ自分に合ったスピード・やり方で学習を進めました。主体的に学ぶうえで、研修担当への相談や、同期を巻き込んで意見を出し合って進めることもありました。

 

■新入社員研修ではどんなところで苦労しましたか?

宇野

時間を細かく区切って作業の進捗を管理した経験がなく、慣れるまで苦労しました。
特に初めは経験のない業務に対して時間の見積もりの見当がつかず大変でした。
日々の実績を振り返り、計画通りに進めるためにどうするか、またどのように修正したらよいかを毎日検討し、ときには研修担当に時間の目安を確認したり、同期のやり方を取り入れたりしながらスケジュール精度の改善を進めていきました。

 

浦安

私は未経験での入社でITのことを全く知らない状態だったので、初めは自分自身がプログラムを作れるようになれるのか不安でした。
研修で様々なプログラミング言語を学習する中で、基礎となる用語の意味や働きを理解し、プログラムを動かすまでの最初の段階で一番苦労しました。
先輩社員や研修担当に、先々の工程や必要になることを事前に聞いておき、何かあった時のために余裕をもったスケジュールを組んで学習を進めました。

 

仲西

所属長や先輩社員が新人の状況や体調などを知る手段として、また、ビジネスマナーや言葉遣いなどコミュニケーションスキルをあげる方法として、日報で報告を行っていました。
立場や状況が違う相手の目線に立って考える経験が少なかったため説明不足になることが多く、相手が理解しやすい報告ができず苦労しました。
先輩社員からのアドバイスや自己分析を基に、報告内容を整理したり、言葉遣いを変えてみたりして、より伝わりやすいよう改善点を毎日検討しました。
この取り組みは配属後も継続しています。

 

■新入社員研修での経験は業務にどのように活かされていますか?

宇野

経験のないことに対してスケジュールを立てて実行し、振り返りや修正を含めて管理するというのはとても難しかったですが、現在業務を行っている中で、経験のない業務に触れることも多いので、研修での経験が役に立っています。

 

浦安

IT未経験から、開発エンジニアとして業務を行えるまでに成長できたことで、やってみてできないことはないという気づきが得られました。
その考えは業務でも活きていて、一見難しい内容でも、できないという先入観にとらわれずにチャレンジできるようになりました。

 

仲西

日々の報連相の内容に関して、報告スピードよりも、報告の内容の正確さやわかりやすさが重要であると感じました。
今はまだ時間をかけて報告内容を整理していますが、少しずつ時間が短縮しているので、情報を整理して報告するスキルが成長していると感じています。

 

■研修中、先輩社員とコミュニケーションをとる機会はありましたか?

宇野

先輩社員に会った際、こちらから話しかけるより先に皆さんからよく声をかけてもらいました。
私は北海道に配属予定だったのですが、北海道にいる先輩社員も、チャットツールでいつでも連絡が取れる状態を作ってくれて、北海道に異動した後の話や、プロジェクトの話を聞く機会が多くありました。

 

仲西

私の配属された金融ビジネス部では先輩社員と話す機会が多く、メンバー間のつながりが強いと感じました。
チーム全体で話しかけやすい雰囲気を作ってくれていて、自分からも積極的に話しかけ、日報以外でも技術的な相談などができました。

 

浦安

私が文系出身ということもあり、同じ文系出身の先輩社員と話す機会や、業務終了後に個別面談の時間を設けてもらうなど、資格取得や研修中の困りごとがあったときによくフォローしてもらっていました。
また、同期の配属先では、研修中から配属先のチームミーティングなどに参加し、先輩の業務内容やチームの雰囲気を知ることで、業務のイメージを早くから持つことができるような取り組みもありました。

 

■配属後の業務環境や働き方について教えてください

仲西

私の所属しているチームでは、新型コロナウイルス対策でリモートワークが推奨となった経緯もあり、社員がそれぞれリモートワークや出社を選択して勤務しています。
私は1年目で経験が浅く、サポートが必要な部分もあるため、出社を選択し、交代で出社している先輩社員にサポートしてもらいながら業務を行っています。

 

浦安

私のチームでも、出社とリモートワークをメンバーそれぞれが選択しています。
自分の体調や家族のことなど、私生活のことも考慮して柔軟に対応できるので働きやすいと感じています。
北海道と沖縄でチームメンバーとの距離が離れていることもあり、バーチャルオフィスやチャットツールなどオンラインのコミュニケーションツールを普段から活用しています。
在宅・出社に関わらず、困ったときにすぐ聞きに行ったり、雑談しながら一緒に開発をやってみたりとコミュニケーションは取りやすい環境です。

 

■配属後の業務内容とやりがいについて教えてください

浦安

私のチームでは通販システムの保守開発を行っています。先輩社員が基本設計などを行い、私は開発の工程を担当しています。
開発した機能が操作画面に反映されて動いているのを見ると、達成感があります。
また、システム開発について何も知らなかった1年前の自分と比べて、できることが増えて着実にスキルアップしていると実感しています。

 

宇野

機械のモーターなどの動作シミュレーションを行う解析ソフトウェアの運用保守と、お客様が顧客管理で利用するWebアプリケーションの改修業務の2つを担当しています。
顧客管理アプリケーションの開発に携わる中で、作ったものを誰がどのように使うのかを考えるようになり、一つ一つの業務に緊張感を持って取り組んでいます。
そんな中で初めて担当した業務で納期までにやり切ることができたときは非常に嬉しかったです。

 

仲西

クレジットカード決済で発生する大量のデータから、データアナリストの方が必要な情報を取得して活用できるようにデータを整理・加工するアプリケーションの開発を担当しています。
開発業務がメインですが、特定の担当範囲はなく、アジャイル開発における全ての開発工程を担当しています。
経験のないことの連続ですが、やり切るためにどうするか日々考え、時にはサポートを受けながらチャレンジしています。
若手のうちに、様々な技術に触れられる環境で仕事ができることはとても面白いです。

 

■今後の目標を教えてください

宇野

今後後輩が入ってきたときに指導やサポートができるように業務理解を深めたいです。
また、担当している解析ソフトウェアの機能をより理解するため、物理や数学の知識をさらに深め、お客様と専門的な内容も相談できるようになることで、業務範囲拡大に貢献できるようになりたいと思っています。

 

浦安

現在は開発を担当していますが、お客様の課題を解決するためにはより上流の工程から携わることが必要だと考え、設計から開発までできるエンジニアを目指しています。
業務の中で先輩の仕事を見て、具体的なエンジニア像が見えてきたことで目標がより堅固になりました。

 

仲西

現在先輩が担当している業務をどんどん自分に任せてもらえるようにすることが目標です。
より速いペースで業務経験を積んで独力でできる範囲を増やし、いち早くメンバーとしてチームの成長に貢献していきたいです。

 

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